ページトップに戻る

S&P 500先物・オプションを利用したヘッジ取引のニーズにより対応した商品を提供するために市場参加者と模索し続け、満期日を月末最終営業日近くに設定した商品を投入することで、利用者が重要な期日に合わせてポジション調整を正確に行うことができるように当該商品を上場しました。この商品は柔軟性と流動性を高め、直近の6限月をカバーします。

  ページトップに戻る

先物、オプションともに商品コードはSMEです。BTIC取引ではSMETの商品コードが使われます。

  ページトップに戻る

この先物取引は以下の方法で取引可能です：

• BTIC（指数終値に対するベーシス取引）
• EFRP
• アウトライトのオプションのポジションやオプション戦略に対するデルタヘッジ取引。S&P500 Month-End先物（SME）のアウトライト取引は、単独ではブロック取引の対象外ですが、オプション取引のデルタヘッジであればブロック取引を行うことができます。

流動性を最大化するために、先物のアウトライト取引にはCLOB（集中指値注文台帳）はありません。代わりに、BTIC取引によって指数終値に連動した流動性を利用できる仕組みを整えており、Globexのプラットフォームで取引可能です。

ただし、BTIC取引は取引最終日には利用できません。

  ページトップに戻る

CMEグループは新商品の流動性を高める方法を検討し、指数終値に連動するAIR TRF（Adjusted Interest Rate Total Return Futures）の成功を踏まえ、BTIC取引に流動性を集中させることが、商品の流動性を高める最も堅実な方法だと考えました。

また、BTICのスクリーン上での取引や相対でのブロック取引に加えて、EFRP取引で執行することも可能です。

最後に、相対のブロック取引を通じて、先物のアウトライト取引をオプション取引のヘッジとして利用できるほか、Globexのプラットフォーム上でUDS（ユーザー定義のスプレッド）機能を利用してスプレッドをカスタマイズしたオプション取引の一部としても利用可能です。

  ページトップに戻る

はい、E-mini S&P500先物をS&P500 Month-Endオプションのデルタヘッジに利用できます。

ただし、E-mini S&P500先物は、満期に加えて取引単位がS&P500 Month-End先物・オプションとは異なることに留意する必要があります。

したがって、ヘッジ取引を適切に行うには、このような違いをきちんと反映させる必要があります。

  ページトップに戻る

はい、E-mini 先物の相対のブロック取引（ClearPortに報告）あるいはGlobexを使ったスクリーン上でのUDS取引の両方を利用してS&P500 Month-Endオプションをカバーすることが可能です。

  ページトップに戻る

この先物・オプションの取引単位は指数x100ドルです。

  ページトップに戻る

月末基準のリスク管理にあたっては、従来の商品よりもやや大きい取引サイズの方が市場参加者のニーズに合うという声があったためです。機関投資家向けサイズの商品の場合、より少ない取引でポジションのヘッジができ、管理の効率化が図れます。

また、この先物・オプションの満期日時はE-mini S&P500先物・オプションとは異なります。

例えば、この先物・オプションは毎月の最終営業日の指数終値で決済されるのに対し、E-mini S&P500先物とその四半期オプションは、3月、6月、9月、12月の各四半期サイクルの第3金曜日の米東部時間午前9時半に決まるSOQ（特別始値）で決済されます。

このような取引サイズの違いや満期の違いにより、市場で両商品が区別しやすくなっています。

  ページトップに戻る

上場される各S&P500 Month-Endオプションの原資産は、それぞれ同じ満期を持つS&P500 Month-End先物となります。

上場時には、以下のオプション限月がそれぞれの原資産となる先物限月と併せて利用可能になります。各商品の満期日は、当該月の最終営業日の米東部時間午後4時で、その時点のS&P500指数の終値に対して決済されます。

• 2025年9月30日： Month-Endオプション（SMEU5）； Month-End先物（SMEU5）
• 2025年10月31日： Month-Endオプション（SMEV5）； Month-End先物（SMEV5）
• 2025年11月28日： Month-Endオプション（SMEX5）； Month-End先物（SMEX5）
• 2025年12月31日： Month-Endオプション（SMEZ5）； Month-End先物（SMEZ5）
• 2026年1月30日： Month-Endオプション（SMEF6）； Month-End先物（SMEF6）
• 2026年2月27日： Month-Endオプション（SMEG6）； Month-End先物（SMEG6）

  ページトップに戻る

2025年11月28日は米国感謝祭の祝日のため、現物市場は米東部時間午後1時でクローズします。したがって、11月の Month-End先物・オプション（SMEX5）も、指数のクローズに合わせて午後1時が満期となります。市場の早期クローズに関する情報は、こちらのニューヨーク証券取引所のウェブサイトで確認できます。

  ページトップに戻る

S&P 500 Month-End先物の清算価格は、S&P 500指数の終値に加え、BTIC市場および取引を利用して算出されます。  

S&P 500 Month-End先物の最終清算値は、当該月の最終営業日のS&P 500指数の終値となります。

  ページトップに戻る

上場されているオプションはすべてアメリカン・タイプです。オプションの買い手は満期日を含めいつでも権利行使できます。また、清算機関が認めるContrary Instructions（）も可能です。

満期日まで保有されたイン・ザ・マネーのオプションは原資産の先物取引が受渡しされますが、その先物取引も同時に満期となるため、当該月の最終営業日のS&P500の終値で直ちに決済されます。

  ページトップに戻る

Month-End先物およびオプションの証拠金は、E-mini S&P 500先物・オプションと同様の方法で設定されています。ただし、両者は満期が異なるので、証拠金も異なることに留意ください。

これらの商品は、関連する指数先物・オプション商品との証拠金相殺の対象となります。

  ページトップに戻る

S&P 500 Month-Endオプション（取引単位100ドル）とE-mini S&P 500 End-of-Monthオプション（取引単位50ドル）は、いずれも月末最終営業日の米東部時間午後4時が満期となります。ただし、2つの商品には多くの重要な相違点があります。

まず、それぞれのオプションが参照する原資産が異なるため、オプション価格は同一ではありません。例えば、2025年10月の Month-Endオプション（SME）の原資産は2025年10月の Month-End先物（SME）ですが、2025年10月31日満期のE-mini End-of-Monthオプション（EW）の原資産は2025年12月19日満期のE-mini S&P 500（ES）先物となります。

また、S&P500 Month-Endオプションの清算値はS&P500 Month-End先物取引の最終決済価格によって決まりますが、その決済価格には2025年10月31日の指数終値が使われます。

他方、E-mini End-of-Monthオプション（EW）の清算値は、E-mini S&P 500先物のうち最も満期が近い銘柄（この場合2025年12月限）の公示価格によって決まります。この公示価格の算出（ESF）には、2025年12月限E-mini S&P 500先物取引の最終30秒間（米東部時間午後3時59分30秒から4時00分00秒）における出来高加重平均価格（VWAP）が使われます。

  ページトップに戻る

マーケットデータは以下の表の通り、チャンネル318/319でご覧いただけます。

  ページトップに戻る

S&P500 Month-EndオプションはBloombergのOMON（オプション・モニター）画面上でご覧いただけます。

  ページトップに戻る