よくある質問(FAQ):E-mini S&P業種別通信株先物

上場日と新指数について

1. E-mini S&P通信株先物は、いつCMEに新規上場されますか?

E-mini S&P通信株先物は2018年9月10日に新規上場の予定です。現在、CMEには以下10種のE-mini S&P業種別株価指数先物が上場されており、その一環として追加されます。

  • E-mini S&P公益事業株先物(年初来1日平均出来高1846枚、前年比33%増)
  • E-mini S&Pヘルスケア株先物(年初来1日平均出来高714枚、前年比3%減)
  • E-mini S&P素材株先物(年初来1日平均出来高488枚、前年比13%増)
  • E-mini S&P一般消費財株先物(年初来1日平均出来高842枚、前年比121%増)
  • E-mini S&P生活必需品株先物(年初来1日平均出来高1130枚、前年比31%増)
  • E-mini S&P資本財株先物(年初来1日平均出来高688枚、前年比58%増)
  • E-mini S&Pテクノロジー株先物(年初来1日平均出来高1195枚、前年比117%増)
  • E-mini S&Pエネルギー株先物(年初来1日平均出来高1543枚、前年比94%増)
  • E-mini S&P金融株先物(年初来1日平均出来高2303枚、前年比47%増)
  • E-mini S&P不動産株先物(年初来1日平均出来高352枚、前年比20%増)

2018年8月10日現在

2. 業種別株価指数の正式な再調整は、いつありますか?

業種別株価指数の再調整は、すべて2018年9月21日営業日の終了後に実施されます。再調整の詳細については、こちらをご覧ください。

3. 今回どうして新しい業種別株価指数が開発されたのですか?

S&Pダウ・ジョーンズ・インダイシーズ社とMSCI社が次のように説明をしています。「電気通信業の業容拡大を受け、また通信を促進する企業や、各種メディアから関連コンテンツ・情報を配信する企業も含めて、通信業(Communication Services)と改称しました。

改称した業種には、既存の電気通信業だけでなく、現在は一般消費財業に分類されているコムキャストやナスパーズといったメディア産業、ネットフリックスやトリップアドバイザーといったインターネット・ダイレクト通販業が含まれます。また、現在は情報技術業に分類されているアルファベットやフェイスブックも含めました」1

4. 今回の変更で影響を受ける業種は?

通信業は、これまで情報技術業・一般消費財業・電気通信業で細分類されていた業種から再編しています。

  • 情報技術業で細分類されていた7種
  • 一般消費財業で細分類されていた16種
  • 電気通信業で細分類されていた3種

5. 指数の算出方法・構成について教えてください。

方法論の詳細はS&Pダウ・ジョーンズ・インダイシーズ社のサイト(us.spindices.com)をご覧ください。

新商品について

6. E-mini S&P通信株先物の概要を教えてください。

通常の米国株価指数先物と同様です。3月限・6月限・9月限・12月限からなる5限月制で、当該月第3金曜日の始値で計算された指数値によって最終決済となります。取引単位は250米ドル倍で、呼値の単位(最小変動幅)は以下のとおりです。

アウトライト:0.05指数ポイント刻み(1枚当たり12.50ドル)
限月間スプレッドとBTIC:0.05指数ポイント刻み(1枚当たり12.50ドル)

7. 銘柄記号について教えてください。

業種別株価指数先物 対象指数(ブルームバーグ) CME Globex CME BTIC ブルームバーグ期近 トムソン・ロイター期近
  2018年9月10日より利用可
E-mini S&P通信株先物 IXCR XAZ XZT    
  その他の業種別株価指数先物
E-mini S&P一般消費財株先物 IXY XAY XYT IXYA XAYc1
E-mini S&P生活必需品株先物 IXR XAP XPT IXRA XAPc1
E-mini S&Pエネルギー株先物 IXE XAE XET IXPA XAEc1
E-mini S&P金融株先物 IXM XAF XFT IXAA XAFc1
E-mini S&Pヘルスケア株先物 IXV XAV XVT IXCA XAVc1
E-mini S&P資本財株先物 IXI XAI XIT IXIA AIXc1
E-mini S&P素材株先物 IXB XAB XBT IXDA XABc1
E-mini S&Pテクノロジー株先物 IXT XAK XKT IXTA XAKc1
E-mini S&P公益事業株先物 IXU XAU XUT IXSA XAUc1
E-mini S&P不動産株先物 IXRE XAR XRT XARA XATc1

8. CME Globexの取引時間について教えてください。

  • アウトライト:日曜日―金曜日:米東部時間18時00分―17時00分(ただし、16時15分―16時30分は取引中断)
  • BTIC:日曜日―金曜日:米東部時間18時00分―16時00分

9. 指数終値ベーシス取引(BTIC)をCME Globexからできますか?

はい。E-mini S&P通信株先物の指数終値ベーシス取引(BTIC)を9月10日の新規上場日からブロック取引経由だけでなくCME Globexからもできます。これは現在上場している10種の業種別株価指数先物も同様です。

10.ブロック取引の対象ですか?

はい。従来のブロック取引だけでなく、指数終値ベーシス取引(BTIC)のブロック取引もできます。BTICブロック取引は一部の株価指数先物に導入されている特例です。

BTICブロック取引で市場参加者は対象とする現物指数の公式終値を基準にE-mini S&P通信株先物の取引を執行できます。要は当日現物市場の対象指数終値に基づいたベーシス取引です。ブロック取引・BTIC流動性プロバイダーのリストは、こちらをご覧ください。

BTICブロック取引には以下の利点があります。

  • 現物市場終了前に指数リスクを管理できる選択肢の拡充
  • 特定適格相対業者と個別交渉で取引を決められる利便性
  • CME Clearingのリスク管理サービス

11.現物と先物の交換取引(EFP)の対象ですか?

はい。全11種のE-mini S&P業種別株価指数先物がCMEグループ規則集538条に規定されている関連ポジションとの交換取引(EFRP)の対象となっています。個別交渉で現物側は適合するSPDR業種別ETF(ただし、限定されるものではありません)をCME E-mini S&P業種別株価指数先物との交換取引(EFP)に利用できます。

手数料と証拠金について

12.CMEグループはE-mini S&P通信株先物の取引参加料で奨励策をとりますか?

はい。CMEでは、新規上場日から2018年9月28日営業日まで、すべての市場参加者を対象にE-mini S&P通信株先物のBTIC(ブロック取引およびCME Globex経由)にかかる取引参加料を無料とします。

13.E-mini S&P通信株先物の取引参加料について教えてください。

E-mini株価指数先物に分類され、既存の業種別株価指数先物10種と同じ料金体系となります。現行の料金体系については、こちらをご覧ください。

14.E-mini S&P通信株先物の取引に求められる証拠金額は?

アウトライト取引の当初証拠金は約3330ドル(取引金額の5%)、また限月間スプレッドについては80ドルと見られています。ただし、これらは2018年8月14日現在の予備的な証拠金推定額です。変更される可能性があります。

15.E-mini S&P通信株先物と他の業種別株価指数先物、ひいてはCMEの代表的な米国株価指数に相殺する建玉がある場合、どのような証拠金減額があり得ますか?

証拠金と証拠金減額は相場の現状に基づくため、変更される可能性があります。2018年8月14日現在、推定されている証拠金減額は表のとおりです。

E-mini S&P通信株先物の証拠金相殺
  広域的指数 S&P業種別
  ES ND NK N1 RTY YM XAB XAE XAF XAI XAK XAP XAR XAV XAY
XAZ 45% (2:1) 40% (2:1) 45% (2:1) 45% (2:1) 50% (1:1) 45% (1:1) 45% (1:1) 45% (1:1) 35% (1:1) 40% (1:1) 35% (1:1) 40% (1:1) 40% (1:2) 40% (1:1) 40% (2:1)

証拠金の詳細:

証拠金に関する「よくある質問」
SPANについて

追加情報

16.E-mini S&P通信株先物の電子取引にはマーケットメーカーが存在しますか?

はい。すでに稼働中のアウトライト取引・BTICマーケットメーカー制度に追加されます。

17.CME Globexは、どうしたら利用できますか?

CME Globexの利用については、CME清算会員会社と関係を築かなければなりません。

CME Globexへの接続について

18.CME業種別株価指数先物について詳しい情報をどこで入手できますか?

最新の情報はwww.cmegroup.com/sectorsをご覧ください。

CME グループについて

世界の市場参加者はCME グループの国際金融市場への公正かつオープンなアクセスに厚い信頼を寄せています。CME グループの中核はCME、CBOT、NYMEX、COMEXの4つの主要取引所で、世界を代表するベンチマーク銘柄や地域特有の成長商品など、すべてのアセットクラスを網羅して幅広く提供しています。これらの取引所は信頼性と専門性により裏付けられた、世界を先導するデリバティブ市場として機能しています。